海外オフショアファンド HSBC香港口座開設から始めた海外投資マニアがセミリタイア バンコクに移住



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2016年12月22日

株式市場にはない為替市場の面白さ

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 株でも為替でも何でも相場は大好きですが、

 最近、強く興味を持ってウォッチしているのは、

 株よりも為替の方です。


 その理由のひとつですが、



 為替市場は投資、投機目的の他、”実需”の参加者が居て、

 値動きが非常に面白い



 というものです。



 個人投資家が株取引をする時、実需のために買う人と

 いうのは殆どいないと思います。


 個人がトヨタの株をちょっと買っても、トヨタの経営権を

 握ることはまず不可能です。



 上場株式を実需で買うとしたら、主にはM&Aが目的と

 なるでしょう。


 出光が昭和シェルの株式を購入したのは、その一例です。



 ほとんどの場合、あくまで、売り買いによる売買益狙いか、

 あるいは、保有し続けて配当を狙うインカムゲイン目的、

 つまり投資か投機という事です。



 一方、為替市場には実需の取引がかなりあります。


 日本の場合は、輸入企業が外国製品、サービスを購入する

 ためにドルが必要となったり、一方、海外展開している企業が

 外貨収入を日本に戻すために円転する(ドルやユーロなどを

 円に替える)ものが代表例です。


 年末年始の海外旅行シーズンを迎えていますが、日本人が

 旅行に必要な外貨に両替するのも実需ですね。



 現在の外為市場、インターバンク取引において、投機と実需の

 割合は8対2から9対1くらいと言われていますが、言い換えれば、

 もし、為替市場から投機目的の参加者がいなくなったら、極めて

 流動性が薄くなり、ほんの少しの需給変化で激しい値動きとなり、

 ひいては、両替したくても出来ない世の中になってしまうかも

 しれません。



 ですから、良く言われていることに、投機は悪とか虚業といった

 ことがありますが、個人的には全く逆で、投機が市場に厚みを

 もたらしていると考えています。



 丁度、クリスマス休暇を迎えてマーケットが薄くなっていた

 ところに、今朝方、丁度良いケーススタディがあったのですが、

 毎日、日本時間の9時55分、仲値決定といって、銀行がその日、

 顧客に提示するレートが決められています。



 日本の銀行のWebサイトを見ると、その日のレートが掲示されて

 いますが、この価格が9時55分時点のものとなるのです。



 この仲値決定に向けて、例えば、銀行がその日、多くのドル

 需要があると予想したら、ドルを買っていきます。


 この時、銀行のディーラーはおそらく、



 ”仲値よりも安くドルを手当しておいて、その後、買値より

 高くなった仲値で顧客に売って儲けよう(実際は、さらに手数料も

 取るのですが)”



 と考えるのではないでしょうか。



 実際、今日も、仲値決定前の9時50分に117円45銭

 だったものが5分間で70銭まで一気に買い上げられました。



 マーケットが薄かったこともあり、より鮮明となったのですが、

 投機目的の参加者の中にも、



 ”実質、ゴトー日同様で、かつ、週明けの26日はロンドン、

 ニューヨーク市場が休場となるから、ドル手当の買い需要が

 多い筈”



 という予測をしていて、実際にドル高がグイグイ進んだので、

 そこに飛びついた人も多かったのではと思います。



 ショー自身もこのように考えていましたが、実際、その通りと

 なり、55分で仲値決定したら、即座に60銭まで半値戻しと

 なる非常に判り易い動きと相成りました。



 最近、日米長期金利差とドル円レートの相関が非常に大きく

 なっているのですが、実需絡みの取引が入ると、一時的に、

 相関が薄くなるものです。



 昨日の午前中にも、突然、ドル円が急上昇したタイミングが

 ありましたが、これも輸入企業の買いと言われていました

 (”美しくない買い”と呼ばれることも多いですね 笑)




 どうしても今日中とか月内にドルが必要となったら、その時点で

 割高だと思っていても買わざるを得ない実需の動向に投機筋も

 巻き込んで相場が動いていくので、個人的には非常に興味深い

 のです。



 仲値以外で大きく相場が動くのが、ロンドンフィクシング(日本時間

 25時、サマータイムでは24時)ですね。


 昨晩、24時55分時点で117円50銭手前だったのが、5分間で

 70銭まで買い上げられて、直近までの下攻めのセンチメントが

 一気に変わりました。



 ロンドンフィクシングでは、金の価格決定や投信の設定がなされる

 ことで、為替が大きく動くと言われていますが、こちらも日本と

 同様、最近ではドル高方向に動くことが多いように感じます

 (もちろん、絶対ではないので、あくまでご参考ということで)。




 東京仲値やロンドンフィクシングにより、その後の相場の流れが

 大きく変わることもありますし、逆に、あくまで一時的な値動きで

 終わり、やがて、米国金利に連動した動きに戻ることもあったりで、

 かなり見極めが難しいのですが、こういった値動きを見つめていく

 のは自分にとって至福の時といったところです。



 昨晩のニューヨーク時間序盤、117円50銭から10銭まで

 売り浴びせがありましたが、米国10年金利を見たらむしろ上がって

 いました。



 丁度、ピボットのサポート1あたりで下げ止まりの兆しが

 出ていたところに米国の中古住宅販売指標が発表されることに

 なっていたのですが、もし予想上ぶれとなったら、これを手掛かり

 に反転上昇するのでは? と思い、押し目買いを入れたのですが、

 ここは運良くシナリオ通りというか、ロンドンフィクシングという、

 幸運が重なり、利益が取れました。



 もちろん、予想通りにはいかない事も多々有るのですが、自分なりに

 シナリオを用意してトレードしてみるのは、実に面白いものです。

 


 

 

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今日の読書


 「ゴースト マネー」濱 嘉之 著

  を読んでいます。


  濱さんの本はあまりに面白く、あっという間に

  読み切ってしまうので、あえて、すこしづつ、

  噛み締めるように読んでいます。


  バンコクの友達に紹介したらすっかりはまって

  しまい、全作読破に向けて突き進んでいます。



    

今日の運動


 ランと腹筋をやりました。

 



今日のシガー


 PARTAGAS  SERIE  D4


   いつも期待を裏切らない、安定した品質のシガー。


 昨晩、ベルギービール、ヒューガルデン赤の生を合わせ

 ましたが、甘みがあるお酒との相性が抜群でした。


 出荷直後でも美味しいので、すぐに吸い切ってしまうのが

 悩みです。

     

Posted by sendai1171317 at 18:00コメント(0)トラックバック(0)
2016年12月18日

リスクオフの円高?

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 先週金曜日の深夜1時、ロンドンフィクシングにかけて、

 ドル円がジリ高の118円40銭となっていたのですが、

 1時を過ぎたところで一気に反落、20分くらいで117円

 50銭まで下げていきました。



 フィクシングが終わるタイミングで丁度、南シナ海の公海で

 米国の無人潜水機が中国当局により奪取されたとのヘッドラインが

 配信されたことが材料視されたようです。



 このような時、決まって書かれるのが、



 ”リスク回避の円高が進んだ”



 という事です。


 最近では、何かリスクオフと取られるイベントが発生すると、

 リスク回避の円高と連想されるのですが、ヘッドラインだけを

 何となく流し見していると、本質を見過ごしてしまうと思います。



 思い起こせば、今年はトランプ当選まで、ひたすら、リスクオフの

 円高というワードが登場した一年でした。



 BREXITを代表として、何か起こると円高に振れる。



 この円高ですが、それまでリスクオン、つまり、円安だった

 ポジションが閉じられた、つまり、スクウェアになったように

 理解していた人が多かったのではないかと推測します。



 でも、本質は全く異なると考えています。



 実際は、リスクオンからスクウェアになっただけではなく、

 円高方向に”リスクオン”となっていたのです。



 シカゴIMMの通貨ポジションをおさらいしてみれば、明白と

 思います。



 大統領選までは、円はネットロング、つまり円買いに大きく

 傾いていました。



 ファンドなどの投機筋の多くは、円買いというリスクを大きく

 取っていたのです。



 何か、リスクオフの材料が出ると、それを手掛かりに大きく

 円買いを進めていた。



 そして、投機筋は手持ち資金の何倍ものレバレッジを効かせて、

 大きく勝負に出ます。



 円買い、ドル売りだけではなく、日経平均の空売り等も組み合わせ

 る訳ですから、リスクオフはますます進展していく。



 株だったら、フェアバリューよりもはるかに低いところまで

 売り込まれるようになります。



 ですから、”リスクオフの円高” というヘッドラインを見ても、

 リスクポジションが閉じられて現金化されているのだ、と思うの

 ではなく、”リスクオフというリスクを取っているのだ”と考えて

 おくのが適切だと思います。



 



 

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今日の読書


 「わが闘争」堀江 貴文 著

  を読みました。


  彼のような異才は日本では生きづらいだろうな、

  と改めて思いました。



    

今日の運動


 サウナの後、軽く泳ぎました。

 



今日のシガー


 ROMEO Y JURIETTA  DUKE  EDICION LIMITADA  2009


  ぶっとく長い、ど迫力なシガー。


 代表作のチャーチルよりもはるかに濃厚で、値段なりの事は

 あるなと納得してしまいます。


 機内でオーシャンズ12を観たのですが、ベネディクトが

 ぶっといシガーを吹かす様子をみていたら、無性にこの

 DUKEを吸いたくなりました。


 デカイ成りですが、味わいは極めてふくよかで素晴らしいです!

     
Posted by sendai1171317 at 18:00コメント(0)トラックバック(0)
2016年10月31日

予想が付かない米大統領選

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 3回目までの討論会で、もはや、完全に勝負あったと

 思われていた米大統領選ですが、一部の世論調査では、

 大票田のフロリダ州でトランプ候補が逆転と報道されたり、

 金曜の深夜、突如、再燃したクリントン側の私用メール

 問題もあり、個人的には、全く予想が付かないなあ、という

 気持ちになってきました。



 常識というか、良識的?にというか、消去法で考えたら、

 クリントンになるとは思います。



 討論会の最中の、”SUCH A NUSTY WOMAN(なんて、

 嫌な女だ)” というのは、呆れる他ありませんから、、、



 日本だったら、今年の流行語大賞でしょうね  笑



 こんな、オウンゴールみたいな大チョンボがあっても、

 接戦になっている。



 こんな中、鮮明に思い出したのが、英国の国民投票です。



 あの国民投票においても、当初は、”冷静に英国民が判断すれば

 残留だろう” と言われていたのが、投票が近づくにつれ、

 離脱派の勢いが増し、最終的にはまさかの離脱となりました。



 英国と米国、共通しているのは、多くの国民が現状に大きな 

 不満を抱いていること。



 その上で、米国民の気質としては、変化を好む傾向が強いこと。



 オバマさんの大統領就任前には、”CHANGE” という雰囲気が

 充満していました。



 今、市場は穏やかですが、ちょっとしたヘッドラインに右往左往

 することになりそうです。




  

  

   

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今日の読書


 「ハゲタカ2」上巻を再読。


  何度読んでも、NHKドラマで飯島役を演じていた

  中尾彬さんを思い出してしまいます。


  あれほど原作イメージそのままに演じているのは

  凄いとしか言いようがありません。


  もし、先に本を読んでからドラマを見ていたら、

  ぶったまげていたことでしょう。


   

今日の運動


  早朝から所用で外出のため、サウナのみ。

 



今日のシガー


 MONTECRISTO  NO.2


   エドムンドと比べると、かなり手ごわいピラミデ

 のシガーですが、5年熟成させたら、さすがにこなれて

 きました。


 モンテ特有のコーヒー、フレイバーが満載。


 かなりスパイシーなので、甘めの飲み物と合わせるのが

 お気に入りです。


   
Posted by sendai1171317 at 20:30コメント(0)トラックバック(0)
2016年10月13日

正社員がゴールなのか?

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 先日、バンコクの事業で採用面接を行いました。



 大学の日本語学科出身の既卒者でしたが、志願書類は

 しっかり漢字を使って、しかも綺麗な字で感心しましたし、

 実際に面接してみても、受け答えがしっかりしていて、

 とても好印象を持ちました。



 とりわけ印象に残ったのが、日本語を今よりもっと上達

 したいし、業務のスキルも向上させていきたい、という

 意欲の強さでした。



 もちろん、まずは入社するのが目標ですが、入社後、

 自身のキャリアを主体的に高めていこうという意欲を

 ひしひしと感じたのです。



 一方の日本。



 最近の報道で良く目にするのが、とにかく、正社員に

 なりたい、正規雇用で働きたい、というものです。



 もちろん、不安定な境遇で居続けることに不安を覚える

 のは理解できますし、新卒などの若い人であれば親御さんの

 影響が強いのもわかります。



 でも、とにかく正社員、正社員ということだけが目標に

 なっているのであれば、これは正直、かなり寂しく思います。




 正社員として採用されたら、あとは、指示されたことを

 そつなくこなして、ひたすら会社に従って毎日を過ごして

 いくか、


 あるいは、自ら、どういうキャリア、スキルを積んでいきたいのか、

 苦しみながら考えて、主体的に動いていくか、



 数年経過したら、大きな差になってくると思いますし、

 そもそも、毎日の充実度が全然違うとも思います。

 


 

  

   

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今日の読書


 「ライアーズ ポーカー」マイケル ルイス 著

  一気に読み終えました。


  ソロモン ブラザースの全盛期が非常にリアルに

  描かれています。


  キテレツなトレーダー達の行状がなんとも面白いです。


   

今日の運動


 スイムとサウナ浴をしました!

 



今日のシガー


 MONTECRISTO  EDMUNDO


   モンテに対して一部、厳しい評価はありますが、

 個人的には非常に好きなのが、このエドムンド。


 甘めのコーヒー風味が安定していて、お気に入りなのです。


 判りやすい味わいでアメリカ市場で正式販売されたら、

 一気に買い集められるような気がしています。


  
Posted by sendai1171317 at 18:00コメント(0)トラックバック(0)
2016年10月10日

成田空港で面白い経験をしました

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 一時帰国からバンコクに戻る際、成田空港第2ターミナルを

 利用したのですが、ここで初めての経験をしました。



 いつも100万円以上の現金を持ち出す時には、セキュリティ

 チェックの先にある税関で輸出申告書に記入をして提出して

 いるので、今回もそうしようと思っていたのですが、これまでは、

 セキュリティ段階で何か言われることは無かったのが、今回は、

 ”多額の現金をお持ちですね” と言われたのです。



 そして、”税関までご一緒させていただきます” とも言われました。



 これまでには無かったことです。



 別に、これまでも申告してきていますから、こちらとしては、

 忙しいのに大変ですね、とでも言ってあげようと思った位でしたが、

 実際に税関のカウンターまで付いてきて、自分が輸出申告書を提出

 するまでの2分強ほど、ずっと寄り添っていました。



 現金は袋に入れていて、それも見たいような雰囲気でしたが、

 何も言わないので、そこでお別れとなったのですが、もしも、

 ”中を確認させていただけますか?” と言われたら、こちらからは、

 それは強制力を伴うものですか?職権ですか? とでも聞こうとは

 思っていました。



 すでに保安検査は通過している訳ですから、税関まで進んできて

 再チェックを受けなければいけないの?



 この位は言おうと思いましたし、逆に色々、情報を取れるかもと

 思ったのです。



 まあ、こんなやりとりがあった訳ですが、おそらくは税関からの

 要請が来ている、あるいは、税関への配慮なのでしょう。



 そして、大元の税関は、従来よりも国外への資金流出を厳格に

 管理するようになってきた。



 チームショーの会員の間ではもはや常識ですが、世間では

 未だに、外国に現金を持ち出す時、無申告で隠して行う事が

 多いようです。



 これ、香港のように申告不要な国への渡航ならば問題ありませんが、

 タイであれば20000米ドル相当以上の場合、申告が必要と

 なっています(現在、厳しいチェックが行われているという話しは

 聞いたことはありませんが)。



 仮に申告しなさい、ということになった場合、日本から適性な

 手続を経て持ってきたことを証明できるもの、書類があった

 方が良いのは間違いないと思います。



 現地の銀行で入金する時だって同様です。



 世界的にマネーロンダリング阻止に向けた施策が

 取られる流れが強くなっていますから、もしかしたら、

 いずれは街中の両替所でも、輸出申告書とか銀行の

 出金記録を求められるような事が出てくるかもしれません。



 ということで、個人的に、何か困るわけでも何でも

 ないのですが、今後について考えさせてくれる、面白い

 経験をさせてもらった次第です。



 



 


   

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今日の読書


 「グリード(下)」一気に読了しました。


  NHKドラマのハゲタカは今でも名作だと思って

  いますが、その主人公鷲津とはだいぶ違った風貌で

  描かれている本作が想像力を膨らませてくれます。


  もう一度、読み返したいと思える秀作です!


   

今日の運動


 軽く泳ぎました。

 



今日のシガー


 PARTAGAS  SERIE P2


   かつては苦手だったものの、最近、ようやく、

 味わいを楽しめるようになってきた1本。


 それでも今日の1本は、まだ強い、強い、、、


 でも、良い葉を使っていることは判ります。


 さらに数年寝かせるべく、大事に吸っていこうと

 思います。


   
Posted by sendai1171317 at 20:00コメント(0)トラックバック(0)
2016年09月20日

日銀の姿勢が明らかに変わった?

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 7月の日銀政策会合で発表された9月会合での総括検証。



 これをめぐって、諸説入り混じって、様々な予測がなされて 

 きたのですが、為替相場の動きを見ている限り、何となくでは

 ありますが、おおまかなコンセンサスは形成されているように

 感じます。



 とにかく、7月までは、会合が近づくにつれ、日銀本体という

 よりは官邸筋からのリーク記事でひたすら追加緩和の方向での

 観測記事やアドバイザーのコメントが出され、でも、結局、

 発表後には失望売りにさらされることが繰り返されてきました。



 これはひとえに、黒田日銀のサプライズ戦術によるものでした。



 特に2月の会合の際には、直前まで否定してきたマイナス金利

 政策を導入して、相場が大混乱しました。



 発表直後には大きく円が売られたものの、結局、そこが

 絶好の売り場となり、かえって円高が進んでしまった。



 マーケットの反発を招いたということです。



 これが、8月半ば以降、かなりテクニカルで詳細な

 新聞報道がなされるようになってきました。


 イールドカーブのスティープ化、大雑把に言えば、

 あまりに低くなってしまった長期金利を修正すると

 いったテクニカルな内容は日銀サイドからでないと

 出てこない情報だと思うのが自然。



 これは日銀自体のリークだと考えて良いと思っています。



 明らかに、これまでのサプライズ戦術から、米国式の

 フォワード ガイダンス的な、市場に徐々に織り込ませて

 いくオースドックスな手法に変わってきています。



 誇り高い中央銀行が、自らのコミュニケーション術を

 反省総括することはまずないと思います。



 でも、現実的に更なる追加緩和策が限られている中で、

 市場コミュニケーションを見直してきた事にはかなり

 注目しているところです。



 いずれにしても、明日の正午以降、市場がどう反応

 するか、しっかり見届けたいと思います。


  



   

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今日の読書


 「グリード」真山 仁 著

  下巻に進んでいます。


  人間の欲というものには際限がなく、

  実にコントロールが難しいものだという

  ことを再認識させてくれます。


   

今日の運動


 ランと腹筋をやりました!

 



今日のシガー


 H.UPMANN SIR WINSTON


   ロメオのチャーチルはラストネームで、サー ウィンストンは

 ファーストネーム。何とも愉しいネーミングです。


 ロメオがビートルズなら、サーウインストンはストーンズと

 いったところでしょうか。



 自分のつたない経験では、ロメオは常に安定した品質で

 期待を裏切らない一方、サーウインストンはかなり荒荒しい

 のですが、そんな中でも高貴な味わいが滲み出てくることも

 あるという、ワクワク感があります。


 90分のスモーキングタイムの間、変化する味わいが

 とても魅力的です。


   



   
Posted by sendai1171317 at 18:00コメント(0)トラックバック(0)
2016年09月16日

相場のクセをつかむ

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 7月下旬の日銀政策決定会合でETFの買い入れ増額

 が発表された以降、東京市場の相場の流れが変わりました。



 8月に入り、日銀が買い入れたETFの金額は、多い日で

 700億円強なのですが、殆どが、市場が下げた日、

 もう少し噛み砕いて言うと、午前中下げた日に700億円の

 購入となっているのです。



 この流れが周知の事となってからは、午前の下げがキツイ時には、



 ”困った時の(下がった時の)日銀ETF買い頼み”



 という言葉をネット上で目にするようになりました。



 為替も同じような流れになっています。



 早朝時間帯や東京市場の仲値決定直後にはドル円が売り込まれて

 円高になることはままあるのですが、前場が終わり後場になって

 から、夏前のように、日経平均の下落に合わせた売り浴びせは

 殆ど見られなくなりました。



 ですから、個人的には、東京市場は前場だけウォッチして、

 あとは欧州勢が参入する16時あたりまでは殆ど注意しても、

 逆に退屈してしまうのが、ここ最近です。



 一方で、最近のニューヨーク時間は非常に荒れています。



 昨晩も発表された経済指標が硬軟まちまちだったのですが、

 最初は102円を割り込んだものの、その後、米長期金利が

 急上昇して102円後半までドルが買われました。



 このところのニューヨーク時間は、とにかく長期金利の

 ボラティリティが上昇しており、ちょっと手を出すのが

 怖い位の速さで乱高下しています。



 まとめると、東京市場は前場下がることがあっても後場は

 下げ渋り、といった雰囲気で、一方、ニューヨーク時間は

 恐ろしい位の速さでドル円が動く(特にショートカバーと

 みられる動きが凄い)事が多い毎日となっています。



 もちろん、今後もずっとこのような相場が続くとは限らない

 のですが、それでも、相場の癖、雰囲気を掴んだうえで

 トレードしていくことは非常に重要だと思います。

 

 



   

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今日の読書


 「グリード(上)」真山 仁 著

  終盤を読んでいます。


  リーマンショック前夜の物語で、読むほどに

  興奮を覚えます。


   

今日の運動


 ランと腹筋をやりました!

 



今日のシガー


 PARTAGAS  SERIE  D4


   やはり安定のD4。


 モンテとは全く違う方向である、レザーやムスクの怪しい

 雰囲気。モーニングコーヒーよりはシングルモルトが合う 

 かなと思いますが、砂糖を入れたエスプレッソだと良い

 感じですね。





 <追伸>


  不定期配信にしたのをご存知ない方からメールを頂きましたが、

  先日お知らせの通り、当面の間、日刊ではなく不定期での配信

  とさせていただいています。


  日刊で楽しみにして頂いていた方には申し訳ありませんが、

  ご理解のほどよろしくお願い致します。



   
Posted by sendai1171317 at 18:00コメント(0)トラックバック(0)
2016年09月06日

下げは速いものです

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 一般的に、株でも為替でも、上げる時はジワジワ、ゆっくり、

 下げる時には速いものです。



 株だったら大きな要因としてあるのが、信用買いの強制決済。


 株価が一定価格まで下落すると、追加証拠金の入金を求められる

 のですが、入金できないまま、さらに下落していくと、ポジションが

 強制決済、つまり、買いと反対ですから売りでクローズとなるのです。



 下落局面でさらに売りが行われる訳ですから、おのずと下落スピードは

 速まります。



 これがひとつの要因ですが、何といっても大きい、というか、一番の

 理由は人間の心理です。



 人間、よほどマゾな人でもない限り、損はしたくありません。



 相場取引について噛み砕いたら



 損失を確定したくない



 と言えるかもしれません。



 いわゆる損切り、というものです。



 少ない損の状況では、損失を確定したくなくて、そのまま

 眺めていたら、どんどん含み損が膨らんでいく。



 やがて、これまで、コツコツ積み上げてきた利益が全部

 吹き飛ぶ位の含み損になったら、逆にますます損切りが

 できない。



 こうなった場合の大方の パターンは、強制ロスカットと

 なります。



 そして、このような強制ロスカットが発生するプライスと

 いうのは得てして集中するものなので、ロスカットのプライス

 にヒットしたら、びっくりする位の速さで暴落していくのです。



 そんな暴落を見ていた他の投資家も恐ろしくなって、連れて、

 投げ売りしていく、狼狽売りというものです。




 これがどんどん波及していくのが暴落の局面です。



 一方、このように、殆どの人が恐怖に包まれている所をチャンス

 だと考えて、リスクを取って買いにいく投資家もいます。



 普段は何もしていないのですが、何らかのきっかけで暴落した

 時だけ”出動”して、底値近くで買って、ある程度戻ったら売る。




 少数ではありますが、このような行動が出来る人もいます。



 凄い才能だと思います。



 このような才能がある人は、上げ局面に乗っかって、そこが

 天井だった、という様な事はまずありません。


 万が一、上値をブレイクした所で買ったとしても、すぐに

 逆指値を入れて撤退する用意をしているものです。


 リスクリワードをちゃんと考えているのです。



 周囲の雰囲気に流されず、冷静に判断できているのですね。




   

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今日の読書


 「グリード(上)」真山 仁 著

  の再読を始めました。


  強欲という名の小説、まさに強欲な登場人物

  だかけで凄い内容です。


   

今日の運動


 ランと腹筋をやりました!

 



今日のシガー


 PARTAGAS  LUSITANIAS


   ホヨーのダブル コロナと同じサイズの、

 優に2時間のスモーキング タイムとなる

 巨人シガー。


 忙しい現代にはそぐわないかもしれないですが、

 序盤の端麗さ、中盤の安定、そして終盤のむせる

 ような強さという、オーケストラのようなシガー。


 50本入りキャビネットでは10万円を超えますから、

 まずは、バラ売りでトライしてみるのをおすすめします。



 <お知らせ>

  先日、日刊から不定期刊にしますとお知らせしたところ、

  恐ろしいほどのメールが来ました。


  ”もう、止めちゃうのですか?”というものです。


  いえいえ、あくまで不定期なだけで、時間が取れる時には

  記事を書き続けてまいりますので。


  でも、今回のお知らせで、愛読頂いている方がいかに多いのか、

  再認識させていただきました。


  感謝いたします!


     
Posted by sendai1171317 at 18:00コメント(0)トラックバック(0)
2016年09月04日

タイの禁酒日から感じる事

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 タイでは年に数回、禁酒日があります。


 投票日と仏教祝日が多いのですが、宗教上の

 理由の日は尊重するにしても、投票日だからと

 言って何で禁酒なの? とずっと思ってきました。



 バンコクに移住してしばらく、無職として滞在して

 いた頃は、禁酒日にはあらかじめ購入しておいたお酒を

 自宅で飲めば、まあ、仕方ないか、という程度の心境だった

 のが、飲食業をやっている現在では、もう、嫌で嫌でたまらない

 ものになっています。



 焼肉屋や居酒屋に来て、ビールやお酒が飲めないのでは、

 家飲みしよう、となるのが当然ですから、客足が激減する

 のです。




 この選挙、投票日の禁酒(酒類販売禁止)理由がいまいち 

 わからないのですが、タイ人の知人に聞いたら、



 酒飲むとだらしなくなって投票に行かなくなるから



 という答えが返ってきました。



 これ、半分は当たってはいるけど、ショー自身、なんとも

 判断は付いていません。



 ただし、酒について言えるのは、例えば路線バスの運転手が

 泥酔状態で乗務して事故を起こしたとか、国鉄の車掌が酔って

 暴行を働いたといったニュースをこちらでは頻繁に目にします。



 街中のバイクタクシーの運転手も、おそらくは仕事は終わって

 いるのだと思いますが(そう期待したいのですが)、オレンジの

 ベストの制服姿でコンビニで買ったビールを飲んでいるのを見ると、

 飲酒運転に厳格になった日本とは全く違うなあと痛感します。



 日本のように、夜、街中や駅のホームでフラフラ歩いている

 酔っ払いのような姿はバンコクではあまり見ないのですが、一方で、

 タクシーとはバスの運転手の飲酒チェックがしっかり行われて

 いるか? あとは、就業時間の飲酒に対する規範意識はかなり

 異なるなと感じています。



 <お知らせ>

  今後、バンコクでの事業に集中するため、当面の間、不定期での

  記事配信とさせていただきます。


  これまで、日刊配信を楽しみにしていただいた読者の方には

  申し訳ございませんが、再び、日刊に戻せるようにしたいと

  思っています。


  不定期にはなりますが、自分が感じた事、読者の方に役立つと

  思われる情報は、都度、書いていきたいと思っています。


  引き続き、よろしくお願いいたします。




 

  

   

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今日の読書


 「トップ レフト」の終盤を再読。


  国債金融の激しい世界を読んでいると、こちらも

  勇気が出てきます!



   

今日の運動


 ランと腹筋をやりました!

 



今日のシガー


 PARTAGAS  SERIE  P2


   最近良く吸っているシガーですが、今日の1本は

 まだ熟れていなくて、十分な味わいが出てきません

 でした。


 ハバナはどうしても個体差があります。


 次に期待です!


   
Posted by sendai1171317 at 20:30コメント(0)トラックバック(0)
2016年09月03日

非常に難しくなった9月相場

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 市場参加者の注目を集めたアメリカ雇用統計。


 非農業部門の雇用増加予想18万人に対して、結果は

 15万1千人と下振れ。


 発表直後は、予想より弱いということで、アルゴ売りと

 思われる怒濤の売りで、102円半ばから102円割れまで

 下落したのですが、その後は再びドルが買われ、104円30銭

 を付けた後、アメリカ連休前のポジション調整も行われたのか、

 103円90銭で取引を終えました。



 雇用統計前のFRB理事のコメント、特にフィッシャー副議長

 からは、



 9月の利上げは十分にありうる、あとはデータ次第だ



 というマーケットコンセンサスになっていましたから、もし、

 雇用統計の数値が予想通りか、予想以上であれば、105円を

 試し、場合によってはさらにドル高となったかもしれません。



 一方、7万人を割るくらいの悪い数値であれば、再び100割れ

 を試すような展開も予想されていました。



 そんな中で、”予想割れだけれども、そんなに酷くもない”。


 さらに、今後、上方修正もあり得るという憶測も働いたのか、

 上下というよりは”下上”の動きになったのだろうと感じています。



 いずれにしても、一番難しい情勢になってきた感じです。



 週明けからFOMCと日銀政策決定会合までの2週間、ちょっと 

 したニュースや要人発言で為替も株も債券も大きく値が動く、

 非常に難しい相場になるのでは、と思っているところです。



 


 

   

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今日の読書


 「金融腐食列島」を再読。

  一見、銀行の企画部エリートというと、傷が付かない

  仕事をしているように描かれることが多いものですが、

  本書ではエリートならではの苦悩、銀行の深い闇が

  リアルに書かれています。


  度重なる苦難にも諦めずに立ち向かう主人公竹中に

  勇気づけられますね!

 

   

今日の運動


 時間がとれず、お休みです。

 



今日のシガー


 BOLIVER  PETIT  BELICOSOS


  2009年のリミターダ(限定版)。


 何しろ、骨太なボリバールですから、2009年と

 いってもまだ発展途上な感じです。


 凄い潜在力。


 基調はアーシー、土の味ですが、時折あらわれるカスタード系

 の甘さが、さすがハバナだと感じます。


     
Posted by sendai1171317 at 18:00コメント(0)トラックバック(0)
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